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大阪府泉大津市、高石市、堺市、和泉市、岸和田市、忠岡町の外壁塗装、
塗り替えやリフォームなどでお悩みの方は【金丸塗装】にぜひご相談ください。

サイディングの種類と塗装する際の注意点

サイディングは、一般住宅で最も使われている外壁材です。

劣化するとひび割れや塗膜の剥がれ、サイディング自体の反りなどが発生してしまうため、定期的なメンテナンスが重要です。

サイディングのメンテナンスで重要なことが以下の点です。

・サイディングの塗り替えのタイミングは約10~15年
・シーリング補修は打ち替えがオススメ
・クラックを放置しているとサイディングの欠片が落ちる危険性がある
・サイディングの反りは張り替えになる可能性もある
・塗料は耐候性のあるものが適している。弾性塗料は基本的にNG!
・劣化が激しい場合はクリヤー塗装はできない
・雨漏りしている、直貼り工法の場合は張り替えが適している

このページでは、サイディングの種類や工法、メンテナンス方法などについて説明いたします。

サイディングの種類

サイディングとは主に板状の外壁材の一種で、その種類は大きくわけて以下の4種類あります。

窯業サイディング パルプとセメントを混合し、工場で成型したもの(重量)
金属サイディング 金属を板状にして、裏に断熱材を加工したもの(軽量)
樹脂サイディング 樹脂を板状を形成し、工場で加工したもの(軽量)
木製サイディング 木製を板状に加工したもの(重量)

基本的には同じように外壁に張っていきます。張り方は縦張りと横張りがあり、釘打ちや金具留めので留め、合じゃくりに重ねて張っていきます。

また、緩衝材的な役割と防水性を確保するために、建物の動きに追従するシーリングで目地を形成する工法が主流です。

サイディングを塗装する時の3つのチェックポイント

サイディングの塗り替えをする場合、まずは早めの点検が一番大切です。

その中でチェックポイントがいくつかあります。

・サイディングのシーリング劣化
・サイディングのクラック(ひび割れ)
・サイディングの反り

サイディングのメンテナンス時期

サイディングの塗り替えのタイミングは、約10~15年が一般的です。

昔は、サイディングは塗り替える必要がないとかノーメンテナンスと言われていましたが、メンテナンスがいらないものは存在しません。

塗り替えを計画し始める時期としては、新築から8年ぐらいであれば、無理なく良い塗り替えが出来るでしょう。

(私の友人には、新築時からアドバイスしています。だいたい8年ぐらいで点検しに行き、あと何年で塗り替えを考えようなどとお話ししています。)

もし、意匠的に柄などがある場合でクリヤー塗装で考えられる方は、10年未満での塗り替えを勧めています。

チェックポイント1.サイディングのシーリング劣化

建物はある程度揺れ、サイディング自体も雨天や太陽光など影響によって乾燥、収縮を繰り返します。シーリングは、その緩衝材の役割や建物の防水性を担っております。

サイディングのシーリング劣化は、表面がボロボロになってきていたり、シーリングがサイディングから離れているといった状況から判断できます。

また、よく次のようなお問い合わせいただくことがあります。

「サイディングとサイディングの間のシーリングがなくなっていて、青いテープが見えるんですが…」
「訪問販売の方にシーリングが無いと雨漏りするので、すぐ塗り替えないと大変なことになると言われたんですが、すぐ塗り替えしないといけないでしょうか?」

このような場合、「すぐに雨漏りはしないと思いますが、現在は雨漏りしているのでしょうか?」といつも伺っております。やはり、雨漏りしていないことが多いです。

木造の窯業サイディングでシーリングが取れてしまって雨漏りするなら、日本中の建物が雨漏りだらけです。建物の構造をよくわかっておられる方はそんなこと言いません。

もちろん、放置するとサイディング自体に水分が入り、時間が経つとボロボロになってしまう可能性もあるので注意は必要です。

しかし、慌てて塗装する必要もありません。

なぜボンドブレーカーが必要なのか?

前述の青いテープのことをボンドブレーカーと言い、シーリングを二面接着にする際に必要になります。

ワーキングジョイント(動きがあるところ)を二面接着にすることで、シーリングの破断を防げるため、窯業サイディングの場合はとても重要です。

また、三面接着と呼ばれる工法もあり、タイルやRCなどノンワーキングジョイントの防水性を高める場合に行います。

二面接着と三面接着のどちらが適しているかは、シーリングを使用する環境によって大きく異なります。

ボンドブレーカーには、補修するときに使う茶色のテープや透明のテープもあります。

塗り替えの工事でシーリングを撤去していると、一緒に青いテープ(ボンドブレーカー)が一緒に取れてしまうことがあり、茶色のテープはそのような時に使用します。

シーリング打ち替え方法

サイディングのシーリングを補修する場合は、基本的に打ち替えがいいです。

個人的な意見ですが、サイディングの塗装とシーリングだと優先順位はシーリングの打ち替えが優先です。

塗装する際は、ノンブリードタイプのウレタンシーリング、塗装しない場合はノンブリードタイプの変成シリコンシーリングがおすすめです。

最近では、高耐久のノンブリードタイプウレタンシーリングがあり、一番おすすめしています。

チェックポイント2.サイディングのクラック(ひび割れ)

クラックは外壁に近づいてよく見るとわかります。

たまに、顕微鏡のようなもので何十倍にもして、クラックを確認される業者さんがいますが必要ありません。

目に確認できるクラックがポイントです。

あまりにもクラックが大きくなってくると、サイディングの欠片が落ちるケースもありますので、適正な点検が必要になります。

サイディングのクラック補修

クラック補修をする際は、まずクラックの種類で補修材を選定することが大切です。

塗装した時にクラック補修の後が出にくいですし、その後のクラック発生も抑えることができます。

劣化が激しい場合は、補修では対応できないためサイディングの張り替えを行います。

チェックポイント3.サイディングの反り

サイディングの反りは、斜め下から見るとよくわかります。

あまりにも反りが激しいと、塗り替えの時に補修できない場合があります。

最終的には、張り替えに至るケースもありますので、こちらも適正な点検が必要になります。

サイディングの反りの補修

サイディングの反りが軽度の場合は、サイディングに下穴あけて、ビスでもみます。

サイディングの面を合わせるようにすると、反りが軽減されます。ただし、反りが大きいとサイディングが割れてしまうので注意が必要です。

全体的にサイディングの反りがある場合は、サイディングの張り替えをおすすめします。

サイディングを塗装する時の塗料の選び方

サイディング外壁の厚みは一番薄いもので12mm、分厚いもので22mm程度あり、基本的に蓄熱性が高く、紫外線劣化も早いです。

蓄熱性が高い外壁材の場合は、一般の塗料より耐候性のある塗料がおすすめです。

アクリル系樹脂やウレタン系樹脂、シリコン系樹脂の中でも低グレードのシリコン樹脂だと、西日がひどいところには数年で劣化現象が見受けられます。

また、弾性塗料は基本的にNGです。塗膜の膨れがおきてしまい、後々にサイディングの張り替えしかできなくなるケースがあります。

オススメの塗料

日本ペイントさんだと、最低でもパーフェクトトップ以上の塗料の選定が良いです。

個人的にオススメの塗料は、ダイフレックスさんのセラコートアクア、スーパーセランフレックス、ダイヤカレイドになります。

セラコートアクアは、耐候性がフッ素以上ありながら柔軟性にも優れているので、サイディング目地のシーリングにも追従しますし、透湿性も高いためサイディング特有の蓄熱性にも対応できます。

スーパーセランフレックスは、セラコートアクアの耐候性をさらに向上させた変成無機塗料なので最強です。

ダイヤカレイドは、多彩色ですごく豪華に仕上がります。私の自宅にも使ってる一番好きな塗料でもあります。

シーリングの上の塗料は割れやすいのですが、ダイフレックスさんのUH-1のシーリング材を使用することで、シーリングの上の塗膜の割れ保証がメーカーさんから出ます。

また、スーパーセランフレックスとダイヤカレイドの場合でも、どちらも私にはメーカー保証が出ますのでご安心ください。

サイディングを塗り替える時の注意点

窯業サイディングのクリアー塗装

窯業サイディングのクリアー塗装で重要なのは、クリヤー塗装しても綺麗な状態になるかどうかの判断です。

まず始めに、チョーキングや汚れが目立っているかで変わってきます。

あまりにもチョーキングや汚れが目立っている場合は付着不良、白化、剥離、剥がれの原因となるので、クリヤー塗装はおすすめできません。

その場合は、エナメル塗料での塗り替えをおすすめします。

※日本窯業外装材協会発行「維持保持のしおり」の中では、新築後5年程の経過早い時期に塗り替えを行うことが必要で、時期が遅くなるとチョーキング等の影響からクリヤー塗料での改修が不可となると明記されています。

■チョーキングの判定方法
チョーキングの判定には「施工前外壁調査方法」を用います。

1.透明テープを使用する。
2.テープを塗膜表面の上に強く押し付けて指でこする。
3.テープを剥がし、黒い紙の上に乗せる
4.JIS K 5600−8−6白亜化の等級に準拠し、この中の「数値化した白亜化の等級1~5の標準画像」で対比評価し、判定する。

少しややこしく書きましたが、簡易的にお客様がクリヤー塗装の艶ありを塗装した場合に、仕上がり感がわかる方法があります。

それは、塗料の濡れ肌感を出す事です。水をかけてることで、おおよそのクリヤー塗装の感じが掴めると思います。(いつも、訪問先のお施主には伝えております。)

■シーリングの色の決め方と塗装方法
次に重要なのは、シーリングの色の決め方です。

3分艶の場合(あまり艶がない):シーリングのカタログの中でも、少し濃い色を選ぶと良いです。

艶ありの場合:水を利用して、濡れた状態で少し濃い色を選ぶと良いです。

シーリングの面にクリアー塗装するかについては、以下の通りです。

シーリング面にクリヤー塗装をした場合:シーリングの耐候性は向上しますが、クリヤー塗膜がシーリングの上で割れることがあります。

シーリング面にクリヤー塗装をしない場合:シーリングの耐候性はそのままですが、クリヤー塗膜がない為、シーリングの上の塗膜は割れません。

以上が窯業サイディングのクリヤー塗装時の注意点です。

窯業サイディングの石調仕上げ

窯業サイディングの塗り替え時に、石調仕上や天然石で厚みをつけて豪華に見せる方法は昔からあり、最近またよく見かけるようになりました。

モルタル下地やRC造ならいいと思うんですが、窯業サイディングには向いていません。

第1に、かなりの重みが窯業サイディングにかかる為、窯業サイディングが経年で反り始める。
第2に、次回のシーリングの打ち替え時にかなりのコストがかかる。
第3に、クリヤー塗料を使用する仕様の場合、湿気で白濁しやすい。

さらに、価格競争なってから、石調仕上に使われている樹脂がかなり悪くなっている為、10年経たずに表面の石がボロボロ落ちてくることもあります。

■訪問販売業者で石調仕上を提案されたら要注意
訪問販売業者のよくあるオリジナル商品は、あくまで塗料メーカーのOEM製品なので、実際の塗料の性能と比較して価格が高いのが特徴です。

実は先日、訪問販売業者で窯業サイディングに石調仕上をしているお家のご近所の方から「うちは20年持つんです。こっちの家は光触媒で、こっちは割れにくいんです」と言われました。

私が見ると、どれも一緒の石調仕上でただ色が違うだけ…光触媒は見たでわかりせんが…おそらくほぼ効果なし…

このようなことが数件続いたので石材調塗料メーカーさんにクレームを言った所、最初は石材調塗料メーカーさんも「大丈夫です」と強気でしたが、私が少しずつ話を進めていくと、途中から「実は…あんまりよくないです。今は多彩色の塗料を勧めています」と…

決して、訪問販売業者がすべて悪いわけではありませんが、オーバーな話や合わない塗料を勧められることがありますので、お施主様は注意してください。

サイディングに微弾性フィラーはNG

先日、お伺いしたお宅で他社のお見積書を渡されて「これと同じにして」と。よくある話で、同じ塗料で価格の差を相見積りで見るパターンです。

そのことは良いのですが、その中身が外壁がソフトサーフSG(微弾性フィラー)とセラミシリコンという内容でした。旧塗膜がリシンの吹付けなのに微弾性フィラー?「ちょっと待って」と心の中で叫びました。

リシンの吹付けの上に微弾性フィラー自体は大丈夫ですが、無塗装サイディングの上のリシン吹付けに微弾性フィラーは…と思いながら、内訳明細書を持ち帰りました。

一般住宅の塗り替えで難しいのは、パワーボードと無塗装サイディングのシーリング打ち替えの処理、旧塗膜がリシンやスタッコの場合です。(塗膜の肌合わせ)

おそらく、本当にお家ことを考えてくれる外壁塗装業者ならば、無塗装サイディングに微弾性フィラーは選択しないはずです。

なぜなら、窯業サイディングであろうと、無塗装サイディングであろうと、サイディング全般に微弾性フィラーを使用すると塗膜が熱と水分で膨れやすくなるからです。

今現在、サイディング×微弾性フィラー=NG

このことを覚えておいてください。

余談ですが、ひと昔前はシーラー品と呼ばれるものがあり、建築屋さんや塗装家さんが「シーラーは入ってるから、シーラーはいらない」と言い、そのまま吹付けをして剥がれることがあったそうです。

あくまで、工場出荷時にキズ防止やホコリ防止為なんですが、知らない方が多く本当によく聞きました。実は、今でもたまにシーラー品だからと言う方もいらっしゃいます…

塗装できない窯業系サイディングとは

塗装できない窯業系サイディングとして一番古くて有名なのは、パナホームさんのハイセラコートです。

無機塗装が施されており、かなり硬質な塗膜で経年劣化はほぼなし。でも、塗膜が硬質すぎて、塗膜が割れてしまう現象が多く確認されております。

現在。他の塗装がつきにくい、窯業系サイディングボードの代表例は次のようなものがあります。

ケイミュー:光セラ(光触媒塗装を用いた窯業サイディングボード)
ニチハ:プラチナコート、ハイパーコート(無機塗装、フッ素塗装を用いた窯業サイディングボード)
旭トステム:セルフッ素コート(フッ素塗装を用いた窯業サイディングボード)

ハイセラコートについては塗料メーカーがかなり研究していたため、少し前までは大日本塗料さんやダイフレックスさんの専用シーラーなど(3液シーラー)と表面を研磨しながら、塗装がされていました。

メンテナンス方法

最近では、ハウスメーカー以外でも光触媒、無機、フッ素などのメンテナンス時に塗料が密着しにくい難付着サイディングボードが増えています。

そのため、塗料メーカーもそれに対応すべく、無機塗装でも光触媒塗装でもフッ素塗装でも密着するシーラー、プライマーが続々と発売されております。

基本密着の方法は各社、似ていますので、使用上塗りの塗料メーカーの難付着シーラー、プライマーを推奨します。

代表的な難付着シーラー、プライマーは以下の通りです。

日本ペイント:パーフェクトシーラー
ダイフレックス:メンテプライマー
スズカファイン:グリップシーラー
エスケー化研:ハイブリッドシーラー
キクスイ:Ksスーパーパワー極

などなど

実際、塗装してある塗料を見た目で判断するのは難しいです。私が見分けるたったひとつの方法は、経年しているのに非常にキレイな窯業サイディングボードであるという点しかありません。

もし、新築を建てる際に無機、光触媒、フッ素コートなどをした窯業サイディングボードを使用したかもと思いましたら、図面で確認することが重要です。

また、外壁塗装の依頼する際に、お客様が少しでも何かコーティングしたかもと思った場合は、業者の方に言っていただけると後のトラブルを防げるかもしません。

外壁塗装は業者に完全に任せるだけでなく、わかる範囲で状況を業者の方に伝えいただけましたら、優良な施工店であれば密着試験を行うか、上記のようなシーラーやプライマーを選択すると思います。

直張りサイディングと通気工法サイディングの違い

私はいつも口と手を使って、お施主様に直張りサイディングと通気工法サイディングの違いを説明していました。

ただ、口べたでおそらく専門用語がついつい出でしまう癖がありますので、ちょっと作成しました。

これを見て直張りサイディングと通気工法サイディングの違いはわかりますか?

わかる方すぐにわかりますよね。何か木が入ってます。この木は通気胴縁と呼ばれるものです。

この通気胴縁があるかないかで、直張りサイディングと通気工法サイディングに分けることができます。

また、以下は一般的な断面図です。少し違いのあるのもありますが、基本的にはこの形です。

鉄骨造(S造)の場合や、サイディングの止め方が釘または金具の物などもあります。

直張りサイディングと通気サイディングの見分け方

まずは年代です。西暦2000年ぐらいの窯業サイディングは、直張りサイディングで施工されていることが多く、それ以降はだんだんと通気工法サイディングが主流となってきてます。

品格法の標準工法になって以降のことです。

こんな感じに土台水切りと窯業サイディングの隙間を確認すると、通気胴渕があるかないかの確認ができます。要は隙間があるかとうかです。

今現在、数多くの調査や施工をさせていただいておりますので、離れて見ても窯業サイディングの柄やその雰囲気で、ほぼ直張りサイディングか通気工法サイディングがわかってしまいます。

直張りサイディングの注意点

直張りサイディングは、ほぼ釘止めです。(通気工法でも釘止めはあります)

なにが問題かと申しますと、通気胴渕の有無で通気ができるか、できないかが変わってくるという点です。

あたり前の話ですが、万が一サイディングの内側に水分が入り込んでも、この通気の層があれば、透湿防水シートを通って土台水切りから排出されます。

しかし、通気層のない直張りサイディングですと、内壁側へ水分が入り込んでしまい、雨漏りが発生する可能性が高くなります

関西地域や大阪の場合は、塗り替え等に塗料の選定を間違うことがなければ、比較的大きな不具合は少ないです。

地域的にも、私の携わった直張りサイディングでは、膨れや剥がれは起きていません。

凍害が発生する地域や寒暖差の大きい地域は、塗膜の剥離などがの不具合が多いので、ご注意いただけましたらと思います。

直張りサイディングを塗装する時の注意点

サイディングの張り替えを勧めることもありますが、お金も非常にかかることですので、塗装を検討している方も多いかと思います。

直張りサイディングを塗装する場合、まずは塗料選びが重要です。

塗料は、透湿性のあるものを必ず選ぶようにしましょう。熱による塗膜の膨れの可能性もあるので、透湿性のある塗料を使うと症状を軽減できます。

間違って弾性力のある塗料を塗ってしまうと、かなりのリスクになります。通気工法でも同じことですので、注意してください。

実は、日本の塗料メーカーで、微弾性フィラーを用いたサイディングの塗り替え推奨仕様はありません。それぐらい弾性力はリスクが高いんです。

サイディングの張り替えが適しているケース

サイディングの塗り替えと張り替えのどちらが適しているかを見極めるには、雨漏りが起きているかが第一の判断基準になります。

サイディング外壁で雨漏りが起きている場合は、外壁の内側に問題があると判断しますので、基本的に張り替えをおすすめします。

さらに、年代からも判断できる場合があります。その年代は2000年10月の品格法の施行のタイミングです。

もちろん目視や図面で確認しないといけませんが、このタイミングの前か後かで、サイディングが通気工法なのか直貼り工法かを予想できます。

直貼り工法の場合は、張り替えが適しています。

ただし、通気工法であっても2次防水に不具合があったり、サイディングの腐食がひどい場合は、塗り替えではなくサイディングの張り替えをおすすめします。

2次防水に不具合が発生しており、雨漏りが起きている場合は、塗り替えを行っても全く意味を持たないことが多いです。

また、サイディングの腐食がひどい場合も塗膜で塞ぐことにより、余計に状況が悪化することがあります。外科手術が必要なのに、絆創膏で治そうとして、余計にひどくなりますよね?

サイディングのメンテナンスは、きちんとした診断ができる業者を見つけることが、最終的にもっとも費用がかからず長持ちする秘訣です。

まとめ

・サイディングのクリアー塗装は10年前後がおすすめ
・サイディングのシーリングの選定は重要
・サイディングの下地処理は入念に
・サイディングの塗料選びは弾性塗料はNG
・サイディングの塗料選びは耐候性の良いもので
・サイディングは張り替えが必要な時もある

これらを踏まえて、サイディングの塗り替えの参考なればと思います。

またサイディングは張り替えないといけない場合もありますので、正しい判断が出来る良い業者さんを見つけることが大切です。

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