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アクリル塗料の特徴と代表的な商品

塗料は主成分である合成樹脂の種類によってグレードが分かれています。

アクリル塗料は、グレードが1番低く、耐久性が他のグレードに比べて低いので、現在外壁塗装で採用されることは少なくなりました。

ただし、従来のアクリル塗料とは性能が全く異なり、ピュアアクリルなどの高耐久なアクリル塗料は現在でも外壁塗装に採用されています。

このページでは、アクリル塗料の特徴や費用、ピュアアクリルとの違いなどについて詳しく説明いたします。

アクリル塗料はどんな塗料なのか?

アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分とした塗料のことです。価格が安価で、扱いやすい塗料なためDIYなどでは今でも人気があります。

外壁塗料でも30年ほど前まではアクリル塗料が主流となっていましたが、近年では高耐久なグレードの塗料の価格も下がってきたことによって、需要は少なくなっています。



アクリル塗料のメリット

施工費用がやすい


アクリル塗料は、他のグレードの塗料に比べて価格がやすいというのが最大のメリットです。現在主流のシリコン塗料と比べると、約3割ほど施工費用を抑えることができます。

そのため、お店の外壁など頻繁にイメージチェンジをしたい場合や近々建て替えが決まっているが塗り替えが必要な建物の場合にはおすすめの塗料です。

扱いやすく施工の失敗が少ない


アクリル塗料の多くは、混合作業不要の「1液型」です。

1液型の塗料は、主材に適切な量の硬化剤がもともと配合されているため、誰でも施工品質を一定以上に保つことができます。

アクリル塗料のデメリット

耐用年数が短い


アクリル塗料は、他のグレードの塗料に比べて紫外線に弱く、数年でツヤがなくなり、変色が始まります。

さらに劣化が進行すれば、塗料の機能が十分に発揮できなくなり、チョーキングや塗膜のひび割れ、剥がれなどの劣化症状が現れるようになります。

現在主流のシリコン塗料の耐用年数が10年〜15年なのに比べ、アクリル塗料の耐用年数は5〜7年と非常に短いというデメリットがあります。

塗り替えサイクルが短い


価格の安いアクリル塗料を使えば、1回あたりの施工費用を抑えることは可能ですが、アクリル塗料には、耐用年数が短いというデメリットがあります。

短期間で塗り替えをする必要があるので、他のグレードの塗料に比べるとトータルでのコストパフォーマンスが悪く、施工費用が高くついてしまう可能性があります。

アクリル塗料の施工単価(m2)はいくらくらいか?

アクリル塗料の施工単価は、1平米あたり1,400~1,600円程度です。その他のグレードの塗料との施工単価の相場と耐用年数の違いは以下の通りです。

塗料の種類
施工単価(/㎡)
耐用年数
アクリル塗料
1,400~1,600円
5~7年
ウレタン塗料
1,700~2,200円
8~10年
シリコン塗料
2,300~3,000円
10~15年
ラジカル制御型塗料
2,500~3,000円
12~15年
フッ素塗料
3,800~4,800円
15~20年
無機塗料
4,500~5,500円
20~25年

こんな方にオススメする塗料です


現在は、外壁塗装でアクリル塗料を採用することは一部の商品を除きほとんどなくなりました。

しかし、お店の外壁など頻繁にイメージチェンジをしたい場合や5年以内に建て替えや解体が決まっている場合には価格の安いアクリル塗料がおすすめです。

また、透湿性が求められる軒天などでは、アクリル塗料が使用される場合もあります。

アクリルはアクリルでもピュアアクリルは別物


前述でアクリル塗料は、価格が安く耐用年数が低いと説明しましたが、新しい技術により生まれた特殊なアクリル塗料であるピュアアクリルは別物です。

従来のアクリル塗料は不純物が含まれていることで、アクリル樹脂本来の性能を十分に発揮することができず、耐久性が低くなっていました。

しかし、株式会社アステックペイントが販売しているピュアアクリル塗料は、可塑剤などの不純物を可能な限り取り除き、純度の高いアクリル樹脂を使用した塗料です。

そのため、従来のアクリル塗料の耐用年数が5〜7年程度なのに対し、期待耐用年数は15年以上と高い耐久性を持つとされています。

製品名としてはEC-5000PCM(旧EC-2000F)、EC-5000PCM-IR(旧EC-2000F-IR)があり、高い耐久性だけではなく、遮熱性や伸縮性などの機能も持った塗料です。

代表的なアクリル塗料

オーデグロス(日本ペイント)


施工単価:1,300円~/㎡

速乾性があり、防カビ性・防藻性にも優れた塗料です。また、光沢感がある水性つや有り塗料なため、汚れが付きにくく、新築のような明るい色合いに仕上がります。

ケンエースGⅡ(日本ペイント)


施工単価:1,400円~/㎡

高い防カビ性・ヤニ止め性・しみ止め効果があり、耐水性・耐アルカリ性に優れた塗料です。

透湿性に優れ下地への影響も非常に少ないため、幅広い用途で使用することができます。また、透湿性が高い塗料なので、湿気の溜まりやすい軒天などでよく使用されます。

アレスアクアグロス(関西ペイント)


施工単価:1,400円~㎡

速乾性があり、内装や外装など幅広い面に使用することができます。水性塗料特有のタック(べとつき感)が少なく、手触りのいい塗膜が特徴です。

プリーズコート(エスケー化研)


施工単価:1,200円~/㎡

下地への密着性に優れ、作業性に優れた塗料です。また、水性塗料なため火災の危険性がなく、安全で取り扱いが簡単です。

EC-5000PCM(アステックペイント)


施工単価:3,500円~/㎡

期待耐用年数は15年以上と高い耐久性を誇る塗料で、遮熱性や伸縮性などの機能も持ち合わせています。

優れた伸縮性によってひび割れに追従することで、ひびを表面化させず水の浸入を抑制します。

アクリル塗料に関するよくある質問

1.他の塗料に比べ、ツヤがありはっきりとした色合いになると聞いたのですが、本当でしょうか?

確かにアクリル塗料は、発色が良くカラーバリエーションが多いです。しかし、これはアクリル塗料だけに限ったことではありません。

どのグレードであっても、艶の種類は同じで「艶なし」「3分艶」「5分艶」「7分艶」「艶あり」から艶の選ぶことができます。

そのため、他のグレードの塗料に比べて、アクリル塗料が色合いに関して特に優れているという訳ではありません。

2.塗膜が固いのでヒビが入りやすいと聞いたのですが、本当でしょうか?

旧タイプのアクリル塗料の場合であれば、不純物が多く添加されている可塑剤が経年によって抜けることで、柔軟性を失い表面にひび割れが発生しやすいという傾向はあります。

しかし、現在ではピュアアクリルなどの伸縮性の高い弾性アクリル塗料がありますので、アクリル塗料だからヒビが入りやすいということはありません。

3.他の塗料に比べ重ね塗りがしやすい

それは違います。他のグレードの塗料に比べて、アクリル塗料だから重ね塗りしやすいということはありません。重ね塗りの作業時間は、塗料の乾燥時間によって比例します。

塗料を希釈する溶剤によっても乾きやすさは異なり、水で希釈する水性塗料に比べると、希釈にシンナーを使う油性塗料の方が揮発性が高いので早く乾きます。

まとめ

今回はアクリル塗料について、お話させていただきました。

高耐久な新タイプのアクリル塗料であるピュアアクリルなどを除き、旧タイプのアクリル塗料は、価格は安いですが耐久性が低いため、外壁や屋根塗装で使われることはほとんどなくなりました。

現在では、その他のグレードの塗料の価格も下がったため、シリコン塗料以上のグレードでの塗装が主流となっています。

塗料には様々な種類がありますが、それぞれ異なる特徴やメリット、デメリットがあるので、建物の状態や今後のライフプランに合わせて塗料を選ぶことが大切です。

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