外壁塗装を検討するとき、
「シリコン・フッ素・無機塗料のどれが長持ちする?」
「できるだけ耐久性の高い塗料を使いたい」
と、どうしても「上塗り塗料」に目が向きがちです。
もちろん塗料選びも大切です。
しかし、外壁塗装を長持ちさせるために非常に重要なのが、塗装する前に行う「下地処理」です。
どれだけ高性能な塗料を使用しても、汚れ・劣化した旧塗膜・ひび割れ・錆などを適切に処理せず、その上から塗装してしまえば、塗料本来の性能を十分に発揮できない可能性があります。
そして下地処理は、塗装が完成するとほとんど見えなくなります。
だからこそ、外壁塗装会社の技術や考え方の差が出やすい部分でもあります。
泉大津市で創業38年、外壁塗装・屋根塗装を行う金丸塗装が、外壁塗装における下地処理の重要性と、実際にどのような作業が必要なのかを詳しく解説します。
下地処理とは、塗料を塗る前に外壁や屋根などの施工面を適切な状態に整える作業です。
代表的な作業には、
・高圧洗浄
・劣化した旧塗膜の除去
・ひび割れ補修
・欠損部の補修
・シーリング補修
・鉄部の錆除去
・ケレン
・段差や不陸の調整
などがあります。
建物の状態によって必要な処理は異なります。
つまり、
「すべての住宅に同じ下地処理をする」
のではなく、
「現在の外壁がどのような状態なのかを確認し、必要な処理を選ぶ」
ことが重要です。
外壁塗装では、塗料を塗る工程だけでなく、その前の下地処理が非常に重要です。
金丸塗装では、高圧洗浄・クラック補修・ケレン・下地調整など、塗装前に必要となる作業について詳しく解説しています。
塗装は、既存の外壁や屋根の上に新しい塗膜を形成する工事です。
その土台となる部分に、
・汚れ
・コケ
・粉化物
・浮いた旧塗膜
・錆
・ひび割れ
などが残ったままでは、新しく塗る塗料が適切に密着しない可能性があります。
例えば、錆びた鉄部の上から高性能な塗料を塗ったとしても、下に錆を残したままでは十分とはいえません。
外壁塗装は、
「何を塗るか」
だけではなく、
「何の上に、どのような状態で塗るのか」
まで考える必要があります。
外壁塗装では、足場設置後に高圧洗浄を行うのが一般的です。
外壁や屋根には長年にわたり、
・ホコリ
・排気ガスなどの汚れ
・コケ
・藻
・チョーキングによる粉化物
などが付着しています。
これらを残したまま塗装すると、塗料の密着を妨げる原因になる可能性があります。
ただし、高圧洗浄も単純に強い圧力をかければ良いわけではありません。
劣化状態や外壁材によっては、圧力や洗浄方法を調整する必要があります。
建物の状態を見ながら適切に施工することが重要です。
モルタル・コンクリートなどの外壁では、ひび割れが発生していることがあります。
重要なのは、ひび割れの状態を確認して適切な補修方法を選ぶことです。
小さなひび割れと大きなひび割れでは、必要な処理が同じとは限りません。
状態によってはシーリング材やフィラーなどを使用して補修したり、大きなクラックではクラック部分を処理したうえで補修する場合もあります。
単純に上から塗料を塗って見えなくすることと、ひび割れを補修することは別です。
塗装前だからこそ、下地の状態をしっかり確認する必要があります。
雨戸・庇・鉄骨・手すり・シャッターボックスなど、住宅にはさまざまな金属部分があります。
鉄部に錆や劣化した塗膜がある場合には、「ケレン」と呼ばれる作業を行います。
サンドペーパー・ワイヤーブラシ・電動工具などを使用して、錆や密着していない旧塗膜などを除去し、塗装できる状態へ整えていきます。
その後、必要に応じて錆止め塗料などを施工します。
高性能な仕上げ塗料を使用しても、錆を適切に処理せずに塗装すれば、期待する耐久性を得られない可能性があります。
鉄部塗装では、完成後に見える上塗りよりも、その前のケレンや錆処理が非常に重要です。
窯業系サイディングなどでは、ボードとボードの間にシーリング材が施工されています。
シーリングには、建物の動きに追従したり、目地からの雨水の侵入を抑えたりする役割があります。
経年劣化すると、
・ひび割れ
・硬化
・剥離
・破断
などが発生することがあります。
塗装だけきれいにしても、シーリング部分が適切に施工されていなければ十分なメンテナンスとはいえません。
また、シーリングは「材料を入れれば終わり」ではありません。
既存シーリングの撤去状態、プライマー、目地の構造、使用するシーリング材、外壁塗料との相性、先打ち・後打ちなど、確認すべきポイントがあります。
金丸塗装では、外壁材や使用する塗料などを確認しながら施工方法を判断しています。
サイディング外壁では、塗料だけでなくシーリング材の選定や施工方法も建物を長く守るための重要なポイントです。
シーリングの種類や、プライマー、撤去・打ち替え、塗料との相性などについては、こちらで詳しく解説しています。
▶ 外壁塗装で重要なシーリング材と施工方法について詳しく見る
モルタルやコンクリートでは、単純なひび割れ以外にも、
・欠損
・浮き
・剥離
・鉄筋の錆による爆裂
などが発生する場合があります。
このような症状がある場合、単純に塗装するだけでは根本的な処理になりません。
状態を確認し、必要に応じて劣化部分を除去したり、補修材で成形したり、鉄筋の処理を行ったりしてから塗装工程へ進みます。
外壁塗装会社には「塗る技術」だけではなく、「塗る前の外壁を診断・補修する知識」も求められます。
ひび割れや欠損部分を補修すると、既存外壁との間に段差が生じる場合があります。
機能上の補修だけを考えれば、ひび割れを埋めるところまでで終わることもできます。
しかし、その上から塗装すると補修跡が目立つことがあります。
そこで必要に応じてフィラーなどを使用し、周囲との段差や模様を調整します。
外壁塗装では、
「直す」
だけではなく、
「補修した部分をできるだけ自然に仕上げる」
ところまで考えることが重要です。
下地処理が完了したら下塗り工程に進みます。
ここも非常に重要です。
下塗り材には、
・シーラー
・プライマー
・フィラー
・錆止め塗料
・素材専用プライマー
など、さまざまな種類があります。
外壁材や既存塗膜、劣化状態によって必要な下塗り材は変わります。
例えば、
窯業系サイディング
モルタル
コンクリート
金属サイディング
樹脂サイディング
木部
鉄部
では、同じ下塗り材を使用すればよいわけではありません。
上塗り塗料の商品名だけで外壁塗装を判断するのではなく、
「下塗りには何を使用するのか?」
まで確認することをおすすめします。
外壁材には窯業系サイディング・モルタル・金属サイディング・ALCなどさまざまな種類があり、それぞれ特徴や注意点が異なります。
正しい下塗り材や施工方法を選ぶためには、まず「何の外壁材なのか」を正しく見極めることが重要です。
外壁塗装では、
「無機塗料だから長持ち」
「フッ素だから安心」
「高い塗料だから良い工事」
と考えてしまいがちです。
しかし、塗料は適切な下地の上に正しい施工方法で塗装してこそ、その性能を発揮するものです。
下地処理が不十分な状態で高性能な上塗り塗料を使用しても、期待した耐久性につながらない可能性があります。
だから金丸塗装では、
「どの上塗り塗料を使うか」
だけではなく、
「現在の下地がどのような状態なのか」
「どのような補修が必要なのか」
「どの下塗り材が適しているのか」
まで考えて施工仕様を組み立てます。
外壁塗装で難しいのがここです。
下地処理を丁寧に施工しても、その上から塗装すると多くの部分は見えなくなります。
反対に、十分な下地処理をせずに塗装しても、完成直後だけを見るときれいに見える場合があります。
だからこそ、
・施工前の診断写真
・下地処理中の写真
・ひび割れ補修写真
・シーリング施工写真
・下塗り写真
・使用材料
などを記録してもらえる会社か確認することも、業者選びの一つのポイントです。
外壁塗装は、完成した外観だけでは施工途中の作業を確認できません。
だからこそ、高圧洗浄・下地処理・養生・下塗り・中塗り・上塗りまで、どのような工程で施工するのかを事前に確認することが大切です。
見積書を見る際、
「外壁塗装一式」
だけで判断するのはおすすめできません。
少なくとも、
・高圧洗浄
・下地処理
・ひび割れ補修
・シーリング工事
・ケレン
・錆止め
・下塗り材
・中塗り・上塗り材
など、どこまで施工範囲に含まれているのか確認しましょう。
特に「下地処理」という項目があれば、
「具体的にどのような処理をする予定ですか?」
と聞いてみることをおすすめします。
建物によって必要な処理が違うため、その住宅を見たうえで具体的に説明できるかどうかも重要です。
はい。外壁に付着した汚れやコケ、粉化物などを除去し、塗装できる状態に整える重要な工程の一つです。
ひび割れの幅・深さ・原因などによって対応が異なります。単純に上から塗装するのではなく、状態を確認したうえで適切な補修方法を選ぶことが重要です。
主に鉄部などの錆や劣化した旧塗膜を除去し、塗装できる状態に整える作業です。塗料の密着性や鉄部の耐久性に関わる重要な工程です。
違います。外壁材・既存塗膜・劣化状態・上塗り塗料などに合わせて適切な下塗り材を選ぶ必要があります。
現地調査の際に劣化箇所を確認しているか、見積書に補修内容が記載されているか、使用する下塗り材まで説明できるか、施工中の写真を記録しているかなどを確認してみてください。
外壁塗装というと、ローラーで塗料を塗っている作業をイメージされる方が多いと思います。
しかし、塗装を長持ちさせるためには、その前に行う下地処理が非常に重要です。
高圧洗浄
↓
ひび割れ・欠損などの補修
↓
シーリング
↓
ケレン・錆処理
↓
下地調整
↓
適切な下塗り
↓
仕上げ塗装
どれだけ高性能な塗料を使用する場合でも、土台となる下地を無視することはできません。
金丸塗装では、泉大津市を拠点に創業38年。
建物の外壁材・既存塗膜・劣化状態を確認し、必要な下地処理や下塗り材を判断したうえで施工仕様をご提案しています。
「高い塗料を勧められたけれど、本当に必要?」
「見積書の下地処理の内容が分からない」
「自宅のひび割れやシーリングの状態を見てほしい」
という方もお気軽にご相談ください。
泉大津市・和泉市・高石市・岸和田市・堺市などで外壁塗装・屋根塗装をご検討の方は、金丸塗装の無料建物診断・無料見積りをご利用ください。
「実際にどのような下地処理や塗装工程で施工しているのか確認したい」という方は、金丸塗装の施工事例もぜひご覧ください。
使用した塗料や施工内容など、実際の工事内容をご紹介しています。
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