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外壁・屋根塗装で行うケレン作業の種類や費用

外壁や屋根の塗装を美しく長持ちさせるためには、適切な「下地処理」を行い、塗装に適した土台作りを行う必要があります。その下地処理の中でも特に重要な作業の1つが「ケレン」と呼ばれる作業です。

下地処理のレベルの差で、その後の出来映えや不具合にも繋がりますので、事前に作業内容をきちんと理解しておくことが大切です。

ケレン作業に関して、以下の点を覚えておくようにしましょう。

・ケレン作業には、「下地調整」「密着性の向上」「サビの除去」「美観向上」「塗料の耐久性向上」という目的がある
・ケレン作業は4種類に分類される
・手抜き工事をされないよう見積書にケレン作業が含まれているか確認する

このページでは、ケレン作業の目的や種類、費用などについて詳しく紹介いたします。

ケレン作業とは


ケレンとは、塗装を行う前の下地処理の1つで、ヤスリや電動工具を使い塗装面のサビや古い塗膜、汚れなどを削り落とす作業のことです。

ケレンという言葉は、英語の「clean(クリーン)」が語源となった塗装業界の専門用語とも言われています。

クリーンという言葉には、汚れを落とす、掃除するという意味がありますが、ケレンは単なる掃除という役割だけではなく、塗料の効果を最大限に発揮し、美しく仕上げるためには欠かせない重要な作業工程なのです。

ケレンを行う目的

塗装前にケレンを行う目的としては、以下の5つが挙げられます。

下地を整える


ケレン作業の一番の目的は、塗装前の下地調整によって塗装ができる状態に塗装面を整えることです。

外壁や屋根の表面には、経年によって付着したホコリやカビ、コケ、劣化した古い塗膜などがあるため、そのまま塗装してしまうと塗料がきれいにのらず、仕上がりにムラや不具合が出やすくなります。

そのため、塗料を下地にしっかりと定着させるためには、塗装面に付着した汚れや古い塗膜を丁寧に除去して、表面を均一に整えることが重要なのです。

塗料の密着性を高める


ケレン作業には、汚れや古い塗膜を除去して塗装できる状態に整えるだけだはなく、下地の表面にあえて細かな傷をつけて、塗料の密着性を高めることを目的とした「目荒らし」という作業も含まれます。

下地の表面がツルツルの状態では、塗膜がしっかりと密着せずに剥がれやすくなってしまうため、意図的に細かい凹凸を付けて密着性を高める必要があります。

サビを除去し劣化を防ぐ


鉄部などの金属部分では、サビを落とさずに上から塗装してしまうと、内部で腐食が進行し塗膜の剥がれや浮きに繋がる恐れがあるため、サビを丁寧に取り除いてから塗装をする必要があります。

塗装前にケレンでしっかりとサビを除去することで、腐食の進行を止めて、新たな塗膜による防錆効果が最大限に発揮することができます。

仕上りを美しくする


塗装面に汚れや古い塗膜が残った状態で上から塗装したとしても、凹凸や色ムラが目立ってしまい綺麗な仕上がりにはなりません。

そのため、ケレンによって表面を平滑に仕上げることで、光の反射や発色も均一になり、見た目の美しさを格段に向上させることができます。

塗料の耐久性を向上させる


塗膜は下地にしっかりと密着してはじめて、塗料本来の防水性や防錆性、耐候能を発揮することができるのです。

もし、ケレンが不十分な状態のまま塗装しまうと、塗装が2~3年程で剥がれなどの施工不良が起こる恐れがあるため、職人の技術と丁寧さが問われる工程とも言えます。

ケレン作業の種類と費用

ケレン作業には4種類に分類されており、作業内容や劣化の程度などに応じて使い分けられます。

1種ケレン


1種ケレンでは、ショットブラストやサンドブラストと呼ばれる専用の機械を使用するブラスト工法や化学薬品を用いた化学処理工法で、金属表面にあるサビや旧塗膜、異物などを完全に除去します。

主に橋梁や船舶などの重防食塗装必要な場所で、サビの進行が激しく全面的に下処理が必要な場合に用いられる方法です。

1種ケレンは、騒音や粉じん、環境などの配慮が必要とされているため、基本的に一般住宅で行うことはありません。

2種ケレン


2種ケレンは、ディスクサンダーやワイヤーブラシなどの電動工具を使用して、サビや古い塗膜を除去するために用いられる方法で、サビていない既存の塗膜も全て除去します。

こちらも、一般住宅ではあまり用いられることはなく、鉄骨構造物で行われることが多いです。2種ケレンにかかる費用は、1㎡あたり1,500〜2,000円程度です。

3種ケレン


3種ケレンは、一般住宅の外壁塗装で最も多く用いられるの方法で、工具と電動工具を使用してサビや損傷塗膜のみを除去し、表面を紙やすりで磨いて整えます。

3種ケレンにかかる費用は、1㎡あたり600〜1,000円程度です。

4種ケレン


4種ケレンも、一般住宅の外壁塗装で良く用いられる方法で、電動工具などの本格的な工具はほとんど使わず、紙ヤスリや研磨スポンジなどを使い手作業で汚れや古い塗膜を除去します。

4種ケレンは、サビなどがほとんど見られず、比較的下地の状態が良い場合に行う作業で、塗料の密着性を高めるためにわざと傷をつける目荒らしもこの4種ケレンに含まれます。

4種ケレンにかかる費用は、1㎡あたり 300〜400円程度です。

見積書について


業者から外壁・屋根塗装の見積書を受けった際には、工事内容にケレン作業が含まれている確認することが大切です。

ケレン作業は、見た目だけではなく、塗料の耐久性や防水性にも大きく影響する重要な工程ですが、非常に時間と手間がかかる作業なので、なかにはケレン作業を省いてしまう業者も存在します。

もし、見積書にケレンという単語が記載されていない場合には、業者に直接確認するようにしましょう。

業者によっては、「表面仕上げ」や「下地処理」「素地調整」などの項目にケレン作業が含まれいる場合もあります。

まとめ

外壁や屋根の塗装工事において、ケレン作業は塗装の土台となる重要な工程です。

適切にケレンを行うことで、塗装の仕上りだけではなく、塗料本来の性能を発揮することにもつながりますので、決して手を抜いては行けない工程とも言えるでしょう。

そのため、業者に塗装工事を依頼する際には、見積もりの中にケレン作業がしっかりと含まれているが確認することが大切です。

優良業者であれば、どのような箇所にどのような作業を行うかしっかりと説明してくれるはずです。

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