
最近、「自分でこの壁を塗ろうと思ったんですが…」とか「この家具を塗ろうと思ってんですが…」と途中で投げ出してしまったお施主様から、お問い合わせがありました。
このページでは、DIYで塗装を行う際の注意点や危険性について説明いたします。
「自身でやる」の落とし穴…
実際にDIYは流行っていますし、ネットでは簡単に貼れるクロスや塗装セットが販売され、ホームセンターでもほぼ材料は揃いますので入り口は簡単です。
ですが、やってみるとなかなか上手くできなかったり、やる時間が無くなることが多いです。
また、私もホームセンターは結構好きで(たまに面白い道具がある)時間があれば、行くことがあります。
その中で、塗料を選んでいるお客様とホームセンターの店員さんのやり取りで、塗装のプロとして見過ごせない会話を聞くと、思わずアドバイスしてしまいます。
ホームセンターの店員さんも塗装のプロではないので、どこに何が適しているかまではわかりません。
私が出てくるのを待っていらして、コーヒーをいただいたこともあります。
高所作業は危険
内装で手の届く範囲や小さな小屋などはいいですが、脚立やはしごを使っての作業は危険です。
恥ずかしながら、私自身も以前に6尺の脚立から落ちて、肋骨を4本折って2週間入院したことがあります。
高所作業は慣れていても、思わぬ危険が潜んでおります。安全教育をいつも受けており、またその指導をしている私も怪我し、改めて作業の危険を認識しました。
ですので、脚立やはしごを使う高所作業は、信頼のおける施工業者さんにお願いされた方がよいかと思います。
怪我をされては元も子もありませんから…