外壁塗装で雨漏り(雨漏れ)止まりません。サイディングの雨漏りの注意点!

先日、ホームページよりお問い合わせ頂きました。泉大津市のK様邸なんですが…

 

 

 

中古戸建て住宅を3年前に購入し、一年程前から雨漏りし始めて、半年前に外壁塗装を行った所みたいですが、雨漏りは止まらず…当社にご連絡頂きました。

 

木造、金属サイディング張り、築17年。通気層なし。

 

早速、現場調査に伺うと、

お施主様からのヒアリングを行い、雨漏り時の状況を確認して、雨漏りしている内装面、外装面の確認すると、雨漏り修理のプロなら一目瞭然。

 

目視の状態で、ほぼ雨水の浸入経路が特定できます。雨漏り診断士として、雨漏り110番泉大津店として、しっかりと雨漏り修理を行う為に、確認作業の為に雨漏り再現テストを行います。

三階エアコン貫通部です。お施主様はここから雨漏りしているんでは…

 

確かにキャップのみで、塩ビ管もなし雨漏り可能性はあり、しかし、おそらく根本的な問題で雨漏りが起きている…と予想してます。

お施主様の苦労の跡が見えました。庇の上にシーリングの跡…

 

雨漏り再現調査の場合は、私的には、可能性の低い所から、行っていきます。

 

お施主様と話をしながら、次は大丈夫だと思いますよとか、次はおそらく水は出てくると思いますとか、外れることもありますがほぼ的中します。

 

今回の雨漏り再現テストもすべて私の言った通りに再現でき、お施主様はびっくりされていました。

 

 

雨漏り再現調査中。

室内側浸水確認。

雨漏り再現調査。

ここまで、散水した所、6箇所。3箇所から浸水を確認。

 

最初の想像通り、根本的な修理が必要。一度、サイディングをバラして2次防水からやり直しが必要。

 

塗装やシーリングだけは、雨漏りは止めることはできません。

 

雨漏り修理の工事のご依頼もいただきました。

 

ご契約後、仮設工事、サイディングバラシ中。

 

おそらく雨仕舞いがかなり悪い納まりになっていると予想しながら…

2次防水である透湿防水シートの貼り重ねがなく、防水テープも貼られていない状態。

 

これでは、2次防水の意味がなく、防水テープは貼られていないと想像していましたが、この状態なら雨漏りする状態。

かなりの年数雨漏りしてことがわかります。透湿防水シートがボロボロに…

もちろん言ってはダメですが、配管廻りも防水テープの処理がありません。

これは初めてでした。金物が透湿防水シートの上から…

サッシ廻りに防水テープ(ハイブリッドテープ)を貼って、透湿防水シートを施工。透湿防水シートはタイベックで普通の透湿防水シートより割高ですが、性能の違いから、タイベックは欠かせません。

配線などの貫通部もしっかりと防水テープで止水処理。

塩ビ管がなかったエアコン廻りも塩ビ管を増設。

 

内側に浸水しないように角度をつけ、ウェザータイトと防水テープ(ブチルテープ、ハイブリットテープ)

 

現在雨漏りしてなかった所も可能性のある場所はしっかり修理しないといけません。

屋根からも少し浸水あったのでバラすと、やはりゴムアスルーフィングが施工は甘かった。

立上がり、飲み込みもしっかりと確保して、ゴムアスルーフィング施工しました。

通気胴渕と取付て、金属サイディングを施工していきます。

シーリング施工しています。

完成です。

外壁塗装では、サイディングの雨漏り(雨漏れ)が止まらない理由。

一般の木造サイディングで雨漏り(雨漏れ)が止まらないのは、単に外壁面、シーリングからの浸水だけではなく、根本的に1次防水だけの不具合の可能性はかなり低く、2次防水の不具合が圧倒的に多いからです。

 

特に通気層のないサイディングの場合は雨漏りに直結するリスクがかなり高いので注意が必要。

 

雨漏り修理では、中途半端な知識は通用しません。建物の構造を理解をし、雨水の動きを理解し、そのうえで、その構造にあった雨仕舞いをする必要があります。

 

もう一度言います。サイディングの雨漏りは外壁塗装だけでは治りません

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コメント: 3
  • #1

    大石 (月曜日, 26 3月 2018 22:41)

    ※そろそろ、屋根葺き替(スレート葺)えOR外壁塗装&シーリング打ち替え(ALC)太陽光が 乗っているし・・ 色々検討しているが、30年耐久性の塗装・・・シーリングの耐久性と屋根の耐久性はマッチするのだろうか・・・? と色々ネットで調べているうちに、このページに・・
    雨漏り110番はすごいな~ ある大手ハウスメーカーで10年前に増築したのでに2Fのベランダも増やし防水シトー張替した。保証期間7年目で増築していない1F和室廊下から漏水・・・ベランダにウッドデッキを自作していたので防水シートに傷てけたのではと疑われる・・散々調べた結果、ベランダ手摺のシーリング・・・更に10年目には増築した開口部室内に水滴が・・これも増設したボーダー金物の接合シーリングが原因でした。大手だからは禁物(しかもボーダー金物取付ビスが平ビスとトラスタビスが入り混じっていた~取り換えたが、漏れのあとビスの上にシリコンシーリングを乗せて行った~?再塗装の時は・・・? 
    大手だから点検には点検専門チーム?何を点検しているのか・・・元受けとしてのおざなり点検確定・・・

  • #2

    djinq (土曜日, 21 4月 2018 02:26)

    エアコンなどで壁を貫通した場合、防水シートの貫通部分の処理はどのようにするのでしょうか?

  • #3

    djing様 (土曜日, 12 5月 2018 09:37)

    コメントありがとうございます。
    外壁の仕上材が施工されてからですと、防水シートの施工はできないです。本来は新築時にエアコンを取り付けの貫通孔をあらかじめ施工するのですが、防水シートができない場合塩ビパイプを挿入し、シーリング等で貫通孔をできるだけ塞ぐぐらいですね。その上にエアコンの化粧カバーを取り付けをして、2重に雨水を防ぐことが重要だと思います。